10月31日に締切となっている、Pepper App Challange 2015 Winter。
みなさんの開発状況はいかがでしょうか。
本ブログ「今からでも間に合う!1週間でできるPepper App Challenge応募への道」でご紹介しましたが、入賞のコツは複数応募!
すでに一本アプリを作られた方も、まだの方もぜひ最後の追い込みでなんとかアプリをもう一本制作して応募してみてください!
あと一週間でもできるアプリ作りの肝は「強くてシンプルなアイデアづくり」と「機能に即したインタラクション」です。その二つをアプリを作る前段階で検証するためのワークショップをロボット俳優ウメムラタカシの中の人が開催してくれました。
株式会社ハイレグタワー http://www.highlegjesus.jp/
ロボット俳優ウメムラタカシ https://www.facebook.com/yoasobi
こちらのワークショップでは、
1.ペルソナづくり
2.アイデア会議
3.アイデアのアウトプットとしての寸劇
の3段階に分かれており、1と2の段階で、ユーザー像のくっきりしたアイデアを企画することができます。
また、3の段階で、実際に必要でありながら見落とされていた機能やインタラクションを検証したり、引き出すことができます。
この流れは、アイデアとインタラクションのクォリティアップに役立ちますので、ぜひご利用してみてください。
ワークショップの詳細な流れについては、ロボットスタートさん、
ロボットドットインフォさんの記事に譲るとして、アトリエ秋葉原のブログでは環境づくりの方をご紹介することにします。
■必要な物。
①何はともあれ「お茶」と「お菓子」
今回のワークショップでは、チームの中でアイデアの種やその見せ方について長時間話し合います。
口を動かすとしゃべりやすくなると言いますが、それを狙ってお菓子を買っておきました。
なぜか3331の近くには肉のハナマサが2件(湯島店、秋葉原店)もあるのでそこで安く仕入れるのが良いでしょう。
チョコやおせんべいなど、手が汚れないものがいいでしょうね。
②強粘着ポストイット
アイデア出しのあらゆる場面で使うので無限に使うのか?と思うぐらいに置いておいた方がいいです。
位置を貼り替えて、アイデアをくっつけたり分類したりと色々な使い方をするので、強粘着にしておくのがポイント。
あと、3Mで専用の分類アプリも出しているみたいなので、純正品を使う方が良いでしょうね。
③スケッチブックと水性マーカー
アイデアを人に見せやすく、書いてて気持ちが良いスケッチブックと、水性マーカー(太)が良いでしょう。誰が書いたのかが分かりやすいように複数の色を用意しておくこと、裏写りがないものを選ぶというのもポイントです。
④ドットシール
アイデアの性質を分類するのに3色使います。投票するのに使うので、8-9mmのものをたくさん使ってください。
⑤ラベルシール
名前を書いて名札代わりに貼ります。
ホワイトボードの代わりに使います。
今回は使いませんでしたが、机における大型のスケッチブックのようなものです。大型の付箋紙のように貼りなおすこともできるので、非常に具合がいいそうです。
⑦ビデオカメラ、スチルカメラ
実演時の記録などを取っておくと後で見直してインタラクションを推敲するのに使います。
⑧Pepperのお面
「自分以外の存在」を演技をするのにテレがあるときには顔が隠れるだけでもずいぶん違います。
今回は、「アイデア出し」の部分にフォーカスしたイベントでしたが、インタラクションの精度を上げるためのラピッドプロトタイピングという意味でも、非常に有効なワークショップだったと思います。
ぜひ、みなさん最後の一品の制作にご利用ください。