およそ1ヶ月後に作品応募の締切が迫った Pepper App Challenge 2017。
これまでの Pepper App Challenge とは異なり、「課題解決」がテーマとなった今回はどのような作品を出すべきか悩んでいる方もいるかもしれません。
そんな疑問を解決すべく、Pepper App Challenge 2017 の担当者であるソフトバンクロボティクス 佐藤さんに気になる点を質問してみました。
Q: これまでの Pepper App Challenge(以下PAC) との違いを教えてください。
前回までのPACではPepperの可能性やアイディアを評価させていただきましたが、
今大会では「利用シーンにおいて利用者を継続して満足させるアプリ」かどうか評価させていただきます。これがもっとも大きな違いです。
今やPepperは市場に普及し、数多くの業界・家族で利用されています。
そういった様々なシーンを想定し、利用者を満足させるアプリをお待ちしています。皆様のアプリがたくさんの方に使用されることで、今まで当り前と思っている日常に変化をもたらしてくれることを期待しています。

Q : 応募要項に「身の回りの課題を解決させていること ※少なくとも数日間の実証実験を行っていただき、検証された定量データを訴求することを推奨いたします。 」とありますが、これは具体的にどのような資料やデータを提示すれば良いのでしょうか?また、資料やデータの提示は必須でしょうか?
資料やデータの提出は必須ではありませんが対象にしているユーザーは誰なのか、そのユーザーが抱えてる課題は何なのか、その課題に対して何ができるのか等の要素は大きな審査ポイントとなります。
応募していただいたアプリがそれを満たしているか、その証明に定量データは非常に有効ですので可能であればご提示いただきたいと考えております。
Q: 提示する資料やデータは応募の際の動画に要素として含まれている必用はあるのでしょうか?
含まれている必要はございませんが、動画は一次審査で動画は必須になります。
データを提示した方がアプリの魅力が伝わりやすい場合は是非含んでいただきたいと思います。
Q: 動画について続けて質問です。応募の時点では完成したアプリの動画でないといけないのでしょうか?開発中のアプリのコンセプトが分かる動画ではダメでしょうか?
応募の時点では開発中の段階でも問題ございません。
本番ではアプリの審査・展示がございますので、デモが行える完成度になっている必要があります。
Q: 動画について、さらに続けて質問です。動画のクォリティはどの程度のものが求められるでしょうか?製品紹介レベルのしっかりしたものが必用なのか、スマートフォンで撮影したレベルでも良いのでしょうか?また、動画にはナレーションやテロップなどで説明が必用となるのでしょうか?
アプリの魅力が伝わればクオリティは問いません。
しかしながら動画は1次審査のポイントになりますので、
魅力が伝わるよう力を入れて作成いただくと高評価になる可能性はもちろんあります。
Q: 応募作品はすでに公開していたり、実際に提供しているものでも大丈夫でしょうか?また、1つの会社やチームが複数のアプリを応募することは可能でしょうか?
すでに公開されているアプリ・提供しているアプリでも全く問題ございません。
すでに稼働しているアプリの場合は、ぜひ実績を前述のデータにまとめていただければと思います。
また、複数アプリの応募に関しても問題もございませんので、沢山のご応募をお待ちしています。
Q: 今回はビジネス向けのアプリが求められているようですが、例えばダンスアプリのような「面白い」アプリは審査の対象となるのでしょうか?
もちろん対象になります。
面白いアプリ・アイディア勝負のアプリを応募していただく際は、誰が面白いと思い、どう使えるのか、実際の使用イメージが重要になります。
Q: 応募にはPepperを所有していることが必須でしょうか?アトリエ秋葉原のPepperを利用して開発しても問題ないのでしょうか?
Pepperの所有は必須ではありません。
PACに向けてアトリエ秋葉原も盛り上がってまいりますので、ぜひご利用ください。
Q: 最後の質問です。Pepper App Challenge で入賞すると、どんな良いことがありますか?
今回は、今までとは違った特典があると説明会などではご説明しています。
共通点としては、これまでのPACと同じく賞金・賞品、そして受賞したことによる露出の獲得が挙げられます。
これまでの受賞者の皆様からは、受賞をきっかけに様々なビジネスの発展があったとのお声をいただいています。
これまでまでとは違った特典は、ソフトバンクの営業のバックアップを受け次のビジネスに発展させられる可能性がある事です。
受賞作品に限らず今大会に応募いただいたアプリは、こんなアイディアがある・この課題が解決出来ると、積極的にその業界のお客様に紹介させていただきたいと思っております。
今大会では応募カテゴリを区切らせていただいているのも、業種ごとにマッチングをしやすくするためです。
思った以上に幅広いアプリが対象となっている Pepper App Challenge 2017。
今からでも応募作品を作ってみたい、作品のクォリティを上げるために技術的な相談がしたいという方はアトリエ秋葉原にご来場ください。
Pepper App Challenge 2017 に向けてアプリを開発する皆様をサポートするイベントや取り組みをご用意してお待ちしています。
Pepper App Challenge 2017 に向けたイベントと取り組み
Pepper App Challenge 参加者向けタッチ&トライ
Pepper App Challenge に向けアプリを開発したり、検証したい方のための特別枠です。
詳しくは開催予定のイベント一覧をご参照ください。
ソフトバンクロボティクス エンジニア滞在日
以下の日程はアトリエ秋葉原にソフトバンクロボティクスのエンジニアが滞在し、技術的なサポートを行います。
Pepper App Challenge 向けのアプリ開発でお悩みのポイントがあればタッチ&トライに参加登録し、ご来場ください。
- 12/12(月)
- 12/16(金)
- 12/19(月)
目指せPepper App Challenge2017!ロープレ大会
ロープレ大会とは、ソフトバンクおよびソフトバンクロボティクスのスタッフがディベロッパーの皆様が開発されたロボアプリを擬似的に体験し、開発者の方へフィードバックする取り組みです。Pepper App Challenge 2017 に事前応募した方のみご参加できます。
今回、ロボアプリを体験するソフトバンク社員は、Pepperに関する知識が全くない社員からPepper事業を担当している社員まで様々な者の対応を予定しています。
ご提供を頂いたロボアプリ情報は機密事項として取り扱い、参加するソフトバンク社員は守秘義務を負うものとして外部に公開致しませんので、ご安心してご参加ください。
※会場は汐留のソフトバンク社となります。