10月22日第3回目パートナーMeetupを開催しました。
今回はライトニングトークに「移動」とテーマを設けて話していただき、移動に関する話を中心に皆さんで共有しました。
まずは乾杯の挨拶から。初めての参加者も多く来てくださって、移動に関する関心の高さが伺えます。
タイムテーブルは以下のとおりです。写真で振り返っていきます。
時間 | 内容 | 発表者 |
---|---|---|
19:00- | 乾杯 | アトリエ秋葉原スタッフ |
19:05- | SBRからのご案内 | ソフトバンクロボティクス |
19:30- | 続 Pepperで雑にコーヒー入れてみた | Forex Robotics 株式会社 高橋様 |
19:35- | 落語プラットホームとしてのpepper〜ロボット落語研究会の誘い〜 | ウメムラタカシ様 |
19:45- | ロボットアパレルを通して人とロボットの心の距離を近づける | Rocket Road株式会社 本田様 |
20:00- | 誰でも簡単にできちゃうPepper SLAM | エコー電子工業株式会社 萩尾様 |
20:05- | Pepperにおける自律移動 | ソフトバンクロボティクス 山本 |
20:10- | 懇親 | / |
まずは 「SBR からのお知らせと」して豊島様より三つの話をしていただきました。
1つ目はPepper Owners Challenge 2018の結果について。
2つ目はワークショップの地方開催についてです。11月16日にワークショップを名古屋でも行います。
申込みは以下のURLから行えます。
https://pepper.doorkeeper.jp/events/81225
3つ目としてロボアプリマーケットfor Bizの近況について教えていただきました。
続いて LT を開始しました。最初は FOREX ROBOTICS株式会社 の高橋さんからお話しいただきました。テーマは前回のパートナーMeetupで話していただいた「Pepperで雑にコーヒー入れてみた」の続編です。
システム構成図は画像の通り。
実証実験も美容室ですでに始まっているようで、コーヒーを入れてくれるPepperが活躍しているようです。
二人目はウメムラタカシさんです。Pepperは落語をするデバイスとしてふさわしいという内容で落語の起源からお話しいただいてます。。
スマートスピーカーではレコード、ラジオ、カセット、CDの延長で音声を再生することに留まってしまう。
ロボットの中でも、特にある程度の大きさがあって、人型であること意味がある。
イントネーションや動きなど課題はいくつかあるがとても相性がいいのではないか?
実際に先日落語の舞台に出た時の様子です。
「ロボットと落語」という分野について一緒に研究する人、取り組むする人を募集しています。
また、ウメムラさんの資料は公開してくれています。興味がある方は是非チェックしてください。
3番目はPepperの公式ユニフォームを作っているRocket Road株式会社の本田さんです。
服を着ることでそのPepperが何をしているのか、どんな役割を持っているのかが一目でわかるようになります。ロボユニは「役割を与えるためのユニフォーム」として色々な場でPepperが活躍できるよう多様な服を作っています。
こだわりは静電気など帯びない材質になっていること、排熱性などの機能性と、日本の工場でも限られたところしか作れないロボットサイズの立体裁縫の細やかな作りです。
最後に移動に関する話もしてくれました。移動する際には両手を振って歩くモーションをするともありますが、ロボユニの場合はそれによる可動域の邪魔をすることもないようです。
4番目はエコー電子の萩尾さんにも話していただきました。萩尾さんは新卒一年目のPepper開発者としてSLAMが難しそう、と思っている人向けにハードルを下げるような話をしてくれました。
具体的にはエコー電子工業の先輩である井本さんが書いている記事を試したところ1時間でSLAMのアプリが作れたというものです。
詳しくは以下の URL の記事を見てください。誰でも簡単にSLAMのチュートリアルができるように簡潔に書いてくれています。
https://qiita.com/kurikurisan/items/beeab32dbbb43a4a0756
最後は移動に関する技術的な面からの話ということで、 SBR から山本さんにお話しいただきました山本さんはSLAMの実証実験の開発にも携わっていたそうです。
元々ロボカップなどにも出ていたそうで、Pepper以外のセンサーや機器を使った時との精度の違いについて話してくれました。
最後は記念撮影でイベント終了しました。