9月5日、6日「IoT Business Camp」の参加レポートです!
こちらのイベントは『世界展開可能な独自のIoTプロダクトでの企業案を提案せよ。』というテーマでIBM Bluemixを使用したプロダクトを開発し、起業案としてプレゼンするハッカソンです。
1.新規性 (新しい、革新的なアイディアか)
2.実現性 (技術や法律などクリアできるか)
3.事業性 (ビジネスとして成り立つか)
4.表現 (内容・プレゼンを聞いてワクワクしたか)
5.特別評価 (チームの本気度・熱意を感じられた等、自由な基準での評価)
6.IBM Bluemixを使用している
7.プロダクトの完成度
という7つ審査項目で競い合います。
今回は出場14チームのうち2チームがPepperを使ったデモを行いました。
1つ目はレッドインパルスチームの「Pepperを大学に設置して広告を配信しようプロジェクト」
こちらはプログラミング教育などの一貫として大学にPepperの貸し出しを行いながら、広告媒体としてPepperを利用するというもの。Pepperとのインタラクティブなやりとりの中に広告を混ぜ込むことにより、既存の広告との差別化を図るということです。
Bluemixサーバ上にデータを蓄積することで広告もどんどん
ビジネスとしての将来性を感じさせてくれました。
たいとおもいます。
2つ目はLINKチームの「Linker」というサービス
こちらは『簡単に誰とでもWebサービス/デバイス同士を連携(Link)できるサービス』というコンセプトのプラットフォームを開発し、見事ソフトバンクロボティクス賞を受賞しました。
デモではPepperのカメラで撮影した写真をサーバ上にアップし、自動でタイムラインに投稿していく様子を見せてくれました。今回は撮影された写真をとにかくアップロードするだけでしたが、Bluemix上で画像処理をすることで顔が認識された時だけ投稿することも可能になります。また、カメラの値だけではなく他のセンサーの値も取得することができるので、処理した値をPepper側にフィードバックして実況Pepperをつくるというビジョンも話してくれました。
今後増えていくIOTデバイスとPepperを連携させて、
ちなみに、最優秀賞を受賞したのはアマテラスチーム
3Dコンテンツにおける権利の親子関係を見えやすくすることで、二次創作者だけの収益が入り、一次創作者にはお金が入らなくなる状態を無くしたいということでした。
Google、Apple、Facebookクラスのプラットフォームをつくるという熱いプレゼンをされ、賞金20万円を獲得しました。とても魅力的な方で次はPepperを使った開発をしてくれないかな…なんて思っていました笑
また、Pepperのコンテンツについても一次制作者への利益の還元について考えさせられました。
今回のイベントではIBM Bluemixのプラットフォームを使った開発を行いました。こちらにはオープンソースのAPIやサービスが100個以上公開されており、Pepperと親和性の高いものも多く見られるように感じました。
Bluemixを活用してより高品質で強力なPepperアプリを開発していってください!