2017年9/2~3の2日にかけて、「IoT x Pepper」をテーマとしたハッカソンを行いました。
そのレポートになります。
結果からご紹介すると
Nefry BTなど新しいデバイスを活用した「チームロボホンズ」が優勝しました。
Nefry BTとはdotstudio株式会社が開発したWi-Fi・BLE通信モジュールを搭載した小型IoTデバイスです。
全てSlackを経由してPepperに指示を出しているのが面白いですね。
一度Slackを介すことで送られたデータがどこで止まっているか確認できるのでハッカソンでは役に立つのかもしれません。
SlackとPepperの連携部分は既に作ったことが有ってQiitaにもノウハウ公開しているということでしたので参照してみてください。
http://qiita.com/HiroyukiYasui/items/d77d2ef9ec4c49545bbd
プレゼンの動画の様子は以下でみれます。
https://www.facebook.com/groups/pepper.atelier.akihabara/permalink/524595201211737/?comment_id=525384634466127&comment_tracking=%7B%22tn%22%3A%22R2%22%7D
他にもPepperとIoTとの連携方法について参考になりそうな作品がありましたのでご紹介です。
こちらはペットの世話をするPepperアプリです。
Pepperが猫を見つけるとwifi経由で、Node-REDで受け口を作ったRaaberry Pieに通知が飛びます。
そこから音声発話で猫にお知らせをし、サーボを動かすことで餌を出します。
最後にご紹介するのは「ロボティクスLAB without 鵜口さん」です。
Pepperが募金を呼びかけたっていて、人が近寄るとゲームができるものです。
ゲームに勝った後のご褒美と、Suicaでの募金をIoTを用いています。
使用したデバイスはESPr® Developerというwifiモジュールも着いたデバイスです。
RFIDリーダーは手のひらにつけることで、「手のひらにSuicaをかざして」といったインタラクションが可能になっています。
Suicaの情報をリーダーで読み取ったらESPr® DeveloperからHTTP requestでPepperに送る。
反対にゲームが終わった後はPepperからHTTP requestでESPr® Developerにデータを送ると双方向の通信が可能になっています。
ICカードの読み取り、扇風機を回すといった、Pepper単体ではできないことがIoTとの連携によってできるようになっていることがポイントですね。
こちらもプレゼンの様子は以下のURLからご覧いただけます。