2日目イベント風景
2日目は早朝から集まって、各チーム動画撮影に励んでいました。
アトリエの外の廊下を使ったり、
たくさんのPepperを使って撮影したり、
動画の編集の内容を考えたり、
セリフを吹き込んだりにしています。
大人と子供が協力して一つの作品を作り上げています。
作品発表&講評
いよいよ午後からは作品発表と審査になります。
審査員のコメントと作品を紹介していきます。
Aチームの作品は「もしもペッパーに学校があったら」です。
「Pepperのこと全くわからない人が見てもちゃんと面白い」「技術わかっている人にウケる」
「他の3チームと比べると王道路線」「複数台のPepperが揃いすぎると裏にいるプログラマーの顔が見えてしまうことがあって、動きのタイミングが合わなくていいことがある」などの審査員のコメントがあり、
カット数多くて見飽きず、Youtubeに上げたときに一番映えるということで「Youtuberで賞」が授与されました!
Bチームの作品は「TIKTOKER PEPPER #Tiktok #ロボット #ムーブカメラ #撮影裏側」です。
「動画の導入がいい。構成がうまい」「一番手軽にシェアしたくなる、みてみて〜って」
「おじさんがいるとやらない発想」「フォントが凝ってる」
「昨日の時点ではtiktok見てなかった大学生が、今日になって初めて触ってすぐ使いこなしててすごかった」などのコメントの後、
とってもかわいくて、今時。アナログなところが良かった。世界観が印象的。ということで「優秀賞」と「シェアしたくなるで賞」です!
Cチームの作品は「ロボ・ストーリー」です。
「最後の設定の表現が足りなかった」「現実、と非現実が混ざるのがもったいない」
「人間の演技力は一番うまい」といった改善点のコメントもありながら、
アトリエのロボットフル活用で、他のチームと違った雰囲気ということで「エキセントリック賞」です!
Dチームの作品は「Waiting Room」です。
「内輪ネタがなければ優勝だったかも」
「人間の声だけど、Pepperがしゃべってるとすぐわかるのすごい」
「アテレコがうまい」
「ちょっとした顔の向き、細かいところまでこだわっている」ということでディティール賞です!
審査員チームの作品は「もしもボクがPepperだったら・・・」です。
「表情すごくいい」「一般の人が歩いている中で撮影頑張った」
「審査員があえてPepperを使わないアンチテーゼ」
「一番映像らしかった。カット割り多かった」「何も疑問に思うことなくスーッと入ってくる」「Pepper一番触っている、技術もあるチームが技術を出さなかったのが良かった」ということで審査員特別賞が渡されました。
それぞれのチームに賞が授与されたので、賞状が手渡されました。
作品発表の後に全体討論として、作品の分析をし合うのが笑ッカソンの特徴です。
それぞれの作品の良かったところ、悪かったところや、ロボットの演出として得られるテクニックを共有します。
笑ッカソン2018は技術的に優れた人でなくても、アイデア次第で限られた時間だけで面白いことができるいい例になりました。
笑いという難しいテーマで、なかなか短時間では難しいことができたのは期待以上だったというコメントが多く集まりました。
「Pepper」と「笑い」がどうつながるのか、何に役立つのかピンとこない方も多いと思います。
笑わせることができれば怒らせること、悲しませること、喜ばせることも同様に考えることができる。
笑ッカソンは「人と良い関係を築けるロボットの存在ってなんだろう?」と追求して考える面白いイベントでした。